
Atlas:クロスボーダー金融機関向けマルチ通貨台帳
14通貨・1日数百万件の取引を処理する複式簿記エンジン。安全に変更できなくなっていたレガシーメインフレームモジュールを置き換えました。
既存の台帳は20年前のメインフレーム上で稼働。変更のたびに数週間のリグレッションテストが必要で、新商品のローンチは3か月以上の待機列に並んでいました。さらに、コンプライアンス部門が要求する1秒以内の監査クエリにも対応できていませんでした。
Go言語で新台帳サービスを設計し、追記専用イベントストア付きPostgresをバックエンドに、厳密な冪等APIを提供する構成としました。旧システムと6か月間のシャドウ運用で円単位まで完全一致を確認した後、地域ごとに段階的に切り替えを実施しました。
ホットパス(OLTP)とストリームで射影するOLAPを分離したイベントソース型台帳。取引は不変イベントとして記録され、残高や仕訳ビューは射影で再構築されます。すべての書き込みは決定論的IDによる冪等処理で、照合はイベントログから一意に計算できます。
- 01月次リリースのリードタイムを90日から6日に短縮
- 02レガシーメインフレーム比でインフラコストを38%削減
- 03監査クエリの応答時間を45秒から400ミリ秒以内に
- 046か月間のシャドウ運用で不一致ゼロを達成





